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人工受精の妊娠率

  当院で子宮卵管造影検査をして驚くことに95〜98%位の人が卵管狭窄です。そのような方々が人工受精で妊娠する割合は説明書のグラフにあるように、回数が多くなるほど低下してゆきます。
  1回目 AIH  10.8%  2回目 AIH  8.3%  3回目 AIH  6.5%  4回目  AIH  4.6%  5回目 AIH  3.5%   6回目 AIH  2.3%

普通なら1回で45%の方が妊娠し、2回目には約30%、3回目には約15%の方が妊娠するのですが不妊患者さんは圧倒的に妊娠率が悪いのです。
  もし片側が卵管水腫で閉塞しているで妊娠の可能性は70%に更に減少しますので 
1回目  AIH  7.6%  2回目 AIH  5.8%  3回目 AIH  4.6%  4回目 AIH  3.2% 5回目  AIH  2.2%  6回目 AIH 1.6% 

人工受精は排卵前にするように、しかし出来るだけ排卵日近くでした方が精子の生存率が高いのでぎりぎりを予想して行っております。そのようなため、AIHで妊娠した方々の排卵前後で分けると排卵前が2/3、排卵後が1/3でした。
   妊娠する可能性は、AIH初回で排卵後ですから 1/3をかけて
   1回目の妊娠率 AIH 7.6%×1/3= 2.5% 

排卵後で妊娠する可能性があるのは、排卵して24時間以内でないと受精ができないので排卵後24時間経っていないような方にお勧めしています。24時間以内かどうか不明なため2〜3%というような表現に幅を持たせる事になります。このような方は、排卵検査薬の Do Test が弱陽性を示すことが多いです。
 A)基礎体温ハッキリ上昇  → 排卵後24時間経過している可能性が高いので 妊娠率 1〜0%に近い 
B)基礎体温低温のまま → 排卵直後で24時間経過していない可能性が高いので妊娠率 2〜3%前後 

上記のような事ですので、A)だったら殆ど可能性が無いということになります。
排卵していないことを確認し、予定が立てられればこのようなことが起こりにくいと思われます。この頃には帯下が排卵前に多くなりますので、体の変化に気をつけて帯下が出てきたら早めに来院頂ければと思います。

  高い妊娠率を希望する場合は、多くの方に体外受精をお勧めしてします。でも、採血データから、カロリー不足、ビタミンD3欠乏症による分化発達の遅延、ビタミンB群の不足、運動不足 などが多くの方に見受けられますので、2ヶ月ほど体質改善を計ってから受けられることをお勧めします。
    その間、AIHやタイミングをして妊娠するかどうか試みませんか? 

大宮レディスクリニックは皆さんの妊娠を根底から支え、安全な出産やで母子共々健やになれるよう応援しています。
                                 大宮レディスクリニック  院長  出居 貞義  拝