体外受精

    体外受精ってなに?

    子宮内膜症や長期不妊の他、卵管の通過性が良くない、精子の数が少ない、不妊の原因が判らないなど、従来の方法では妊娠しなかった方々のための治療法です。排卵誘発剤による卵胞刺激を行って排卵直前の卵子を採取しシャーレの中で受精させ分割した卵(胚)を子宮内に戻します。 余った受精卵は凍結保存が可能です。


    体外受精の適応

    1. 卵管性不妊  卵管の閉鎖や狭窄、子宮内膜症、子宮外妊娠で摘出
    2. 男性不妊   乏精子症、精子無力症、精子奇形症
    3. 免疫性不妊  抗精子抗体陽性、
    4. 原因不明不妊 代謝障害(栄養状態不良)、原因が分からない長期不妊

    体外受精で何が分かる?

    体外受精は、以下の様な検査も加味しています。

    • 受精障害が有るかどうか分かります。
    • 受精卵の分割が途中で止まれば、栄養状態が悪い事が分かります。
    • 精子がよくて受精しなければ、卵の未熟性があるかも