栄養療法

    栄養療法

    栄養療法とは

    加齢に伴う「卵子の老化」がメディアでも取り上げられ、「1日でも早く体外受精をしたい」と焦って来院される方が多く見受けられます。生理も毎月来ているのに・・・排卵誘発剤を使用し多くの卵が採卵出来たのに・・・受精卵が育たない・・・着床しない・・・何度も流産してしまう・・・など、心身共に疲弊しきっているのではないでしょうか。


    当クリニックでは「分子整合栄養医学」に基いた「栄養療法」(オーソモレキュラー療法)を取り入れております。
    「分子整合栄養医学」とは何か? ノーベル化学賞・平和賞の二つを受賞したアメリカのライナス・ポーリング博士(1901-1994)が提唱した栄養医学です。今ではコンピューターで原子の立体構造を解析することが簡単にできますが、その当時は相当な困難がありました。そのころなんとポーリング博士は筆算で原子間の関係を解析し、その立体構造を決定するというその卓越した能力により、酵素と基質の親和性の個体差を理論づけました。 この親和力の個体差からポーリング博士 はビタミンの必要量に大きな個体差があることを発見し、それは 1:20 にも及ぶという驚くべきものでした。
    ですから従来からビタミンの所要量について画一的な服用量の設定が行われていますが、 それは間違いであることを指摘しています。そのような観点から、当院では60項目に及ぶ血液検査によって栄養素の状態を解析し、不足している栄養素を最適量補い、体を本来あるべき正常な状態に整える、これが「分子整合栄養医学」です。たとえば、葉酸不足による2分脊椎発生などはその代表例です。


    実際に来院される方の採血結果を見ますと、多くの方にタンパク不足、貧血が顕著に現れています。 また甘いものを食べる方にはビタミン不足や亜鉛不足などが診られます。日本人は白米や最近ではパン、パスタ、ラーメン、うどんなどの炭水化物を多く食べるために血糖値やHbA1Cは正常でもインシュリンが過剰に分泌されて、中性脂肪(TG)などが高値のメタボの人が多く見られます。 最近、女優 山田まりあ さんの「食事を変えたら、未来が変わった!」という本を拝読しましたが、この中で体調が悪くなって倒れたときに病院の検査では異常ないと言われたと書いてありました。これこそ、基準値だけで判断して、メタボを見逃している事例として挙げられると思います。