腸腰筋の働きと影響

2016.04.19BLOG, BLOG

腸腰筋の働きと影響

当院では骨盤の中の腸腰筋(ちょうようきん)を動かすピルビスワーク(骨盤体操)を推奨しておりますが、これによって多くの方が見違えるほど卵巣機能がよくなります。不妊治療においては上記リンク先を参照してください。その他の重要なポイントをまとめてみました。

最大の筋肉群”腸腰肉(ちょうようきん)”

腸腰筋は骨盤内に存在し、最大の筋肉群で、主に私たちの足の挙上と腰椎の支持をしている筋肉です。
この筋肉が発達している方は足を早く振り上げることができますので、短距離走や走り幅跳び・走高跳などの種目において素晴らしい記録を打ち立てることができます。ちなみにオリンピック選手はこの腸腰筋が私たちの3倍程あるといわれています。

骨盤の歪みを改善しましょう

ヒトが直立歩行になったと同時にこの腸腰筋は常に上体をサポートする抗重力筋となっており、私たちが美しい姿勢を保つために必要です。さらには背骨をS字状にして移動に伴う上下動に対する重い頭のクッションとなっています。
骨盤の傾きを治しただけで肩こりや頭痛が無くなったという方のお話しを聞いたことがあると思います。これは骨盤が傾くことにより抗重力筋である腸腰筋の緊張にアンバランスが生じ、それが脳に伝わり、私たちの体は無意識的にその歪みを訂正します。たとえば右に偏っていれば左半身の筋肉が緊張し、ひいては顔の表情や肩にそのアンバランスさが現れてきます。骨盤を治すと肩のアンバランスがなくなり、肩こりが消え、頭痛が肩こりから来ている方が多いので、頭痛さえも無くなることを多くの肩が経験します。顔の笑った時にアンバランスさが目立ちますので、笑顔が自然で素敵な女性になれます。

以前 、マキノ出版 『ゆほびか』 2015年3月号「骨盤ゆらゆらダイエット」特集 で紹介していますので、興味のある方はお読みになってください。