究極のアンチエイジング

2024.04.15栄養

究極のアンチエイジング

2019年に発行された「『空腹』こそ最強のクスリ」(青木厚著 株式会社アスコム)の中に書かれた
最後の項目は
<空腹を楽しむのは、究極のアンチエイジング>
とあります
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老化は「細胞の老化」によってもたらされる
その原因は「活性酸素」
活性酸素を除去する「過抗酸化酵素」の能力が40代から急速に弱まる
そして
活性酸素の発生や抗酸化酵素の衰えに深く関わるのがミトコンドリア
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加齢や食べ過ぎ、運動不足などは細胞内のミトコンドリアの質や数を低下させます
そうなると、得られるエネルギーが少ない上に、活性酸素のダメージを受けやすくなり
それが原因で老化や疲労の原因となる
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全身の細胞内のミトコンドリアを新しくし、質を高め、数を増やせば
細胞内の老化を食い止めることができる
それには
<空腹の時間をつくること>
オートファジーによって細胞が生まれ変わるから
と書かれています
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栄養を摂らねばという意識で
3食空腹にもなっていないのに食べる習慣がある方をよく見かけます
けれど 現代では食べ過ぎで胃腸を疲れさせてしまい
逆に栄養素の吸収障害を起こすこともよく見受けられます
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☆ 空腹ではないなら、おやつは頂かない
☆ 1週間に1~2日程度は、あえて夕食を抜いてみたり、夕方4時くらいにしてみる
☆ 朝食を抜くなら、ハンパに甘いものを飲んだり食べたりせずに昼食に臨む
☆ 午前中だけでなく食事と食事の間に甘い食品や飲み物を摂らない
これらは、アンチエイジングを考える上では
やっておいた方がいいことです
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24時間のうち8時時間の間に飲食をし
残る16時間は、水やお茶程度にするという16時間ダイエットという食事のとり方
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一生懸命栄養を摂っても、栄養状態の改善の行き詰まりを感じている方は
もしかしたら、栄養素の吸収のされ方が変わる可能性があるので
あえて空腹にするこの食事の摂り方を試す価値があると思います