中性脂肪が低い、LDLコレステロールが高いとき

2024.04.17BLOG

中性脂肪が低い、LDLコレステロールが高いとき

血液検査の結果で
中性脂肪(TG)の数値とLDLコレステロール(LDL)の値の差が
当院では20~30であることを理想としています
.
けれど中には50~60またはそれ以上の差があるケースもあります
このケースではコレステロールがうまく代謝ができていない可能性があります
★LDLの細胞内への取り込みの障害
★ビタミンB1不足などによるミトコンドリア内への取り込みの障害
★細胞膜の酸化
などが考えられます
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細胞膜にはLDLレセプターが存在し、そこを介して細胞内に取り込むのですが
「細胞膜のやわらかさが無い」とうまく機能できません
その原因が<細胞膜の酸化>です
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細胞膜の酸化に対する抗酸化物質はいろいろとありますが
当院ではやはり
≪ 玄米 納豆 具沢山の味噌汁 ≫
このメニューの習慣化を勧めたいですし
サプリメントでしたら ≪ エルゴチオネイン ≫ を豊富に含むもの
そして ≪ 水素 ≫ を勧めます

これにより
エルゴチオネインや水素がスーパーヒドロキシラジカルのような
強力な活性酸素を消去してくれます
また 良い食習慣によりビタミンB1他代謝に必要な栄養素の供給ができ
ミトコンドリアの機能を滞らせることがなくなります
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TGが低すぎる、LDLとの差がありすぎるとき
単に脂質のバランスを見るだけでなく
「細胞膜」や「ミトコンドリア」の状態を良くしていくことが
栄養状態を良くし、
身体の持つ本来の機能を発揮していけます