院長退任のご挨拶とこれからの大宮レディスクリニックが目指す未来

2026.05.27BLOG

院長退任のご挨拶とこれからの大宮レディスクリニックが目指す未来

このたび私は院長を退任し、柳 由紀医師に新院長を託すこととなりました
2004年に開院して以来、多くの患者様、
そして支えてくださったスタッフ、家族のおかげで、
20年間という長い間、診療を続けてまいることができました
これまでの歩みを温かく支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます

私が20年間、診療の核心として一貫して大切にしてきたのは
「医食同源」という考え方です
古代ギリシャの医聖ヒポクラテスも
「食べ物で治せない病気は医者にも治せない」と説いていますが
この言葉は時代を超えて今も真実を語り続けていると感じます

私の理念は「栄養療法にて世界の不妊患者を救う」です
栄養・代謝・ミトコンドリア機能・酸化ストレス・生活習慣など、
からだ全体の状態を整えることが生殖医療において極めて大切である
という信念のもと、これまで診療を続けてまいりました

新院長に就任した柳医師、そして大森医師は、優秀な女性医師たちです
生殖医療・女性内科医療・先進医療を幅広くカバーする
強固な診療体制が整いましたので、どうぞ安心して当院にご通院ください

今回の院長退任は、決して後ろ向きなものではなく、
未来へ向けた「積極的な引退」です

現在、私は68歳を迎えました
これからの人生の時間を逆算したとき、
私にはまだ現場の診察室だけでは「やり残したこと」があります
それは、これまでの医療経験を活かした、社会へのより広い貢献です

今後は理事長として、
最先端の医療をお届けできる環境づくりに全力を注いでまいります
具体的には、以下のような新たな挑戦をすでに始めています

『培養技術の改良と、新しい培養液の開発』
エンブリオスコープ(タイムラプス培養器)の培養ディッシュを改良することで、
卵の質を向上させ、より良い胚盤胞へと育てる研究を重ねています
卵が元気に育つための新しい培養液の開発も進めています

『体と卵を元気にするサプリメント開発』
「医食同源」の理念をさらに形にするため、
女性の体や卵子を内側から元気にする
オリジナルのサプリメント開発に注力しています

『AI機能を搭載した電子カルテの開発』
当院がこれまで蓄積してきた豊富な治療成績を
AIの力で分析・活用し、患者様お一人おひとりの状態を
より総合的・多角的に分析できるシステムを構築します

これからも変わらず、皆様のそばにいます
研究や開発への挑戦は始まりますが、
私はこれからも常時クリニックにおります
診察の当番日ではない日であっても、皆様の診察を行うことは可能です
「理事長に診てほしい」「相談したい」という方は、
どうぞ遠慮なくスタッフにお申し付けください

皆様の治療を全力で応援するために、
そしてこの日本がより良くなるために、
私は残されたすべての時間を使っていきたいと考えています

新体制となり、さらにパワーアップする大宮レディスクリニックを
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます

理事長 出居貞義