「残業が続いて、帰りは毎日遅い」
「寝るのは日付が変わってから」
それでも「ストレスはそんなにない」
そんな風に思っていませんか?
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ストレスというと、つらい出来事や悩みを思い浮かべるかもしれません
けれど長く続いた忙しさや寝不足は、慣れてしまうと
本人がストレスだと感じなくなります
感じなくなっても、体はそれを受け止めつづけています
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体外受精の各段階とストレスの関係を調べた36の研究をまとめたレビューでは
慢性的なストレスと一時的なストレスの両方の影響をいちばん受けたのが、
[採卵の段階]でした
卵胞液の中のストレスホルモンと言われるコルチゾールの
関与も報告されています 1)
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働き方の研究もあります
夜勤や交代勤務をしている女性は、日勤だけの女性に比べて
採れた成熟卵が平均2.3個少なかったと報告されています 2)
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だからまず、いまの生活を「当たり前」と思わずに見直してみましょう
ストレスは、感じるかどうかではなく、生活の中にあると自覚できるかどうかです
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もし、実はストレスがあったと自覚できたら…
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★ひとつめは、早く寝ること
メラトニンというホルモンは、夜の暗い時間にだけ分泌されます
そしてメラトニンは卵胞液や卵子の中にもあり
卵を酸化のダメージから守っています 3)
採卵までの数か月、寝る時間を少しでも前にずらしてみてください
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★ふたつめは、お酒で発散しないこと
体外受精を受けた2,545組の研究では、
女性が週に4杯以上飲んでいると出産に至る割合が16%低く
夫婦ともに週4杯以上だと21%低くなっていました 4)
「疲れたから一杯」が習慣になっていないか、振り返ってみてください
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★みっつめは、食事です
疲れているときほど、ジャンクフードやコーヒーに手が伸びます
けれど血糖が急に上がって急に下がると、
体はもう一度ストレスホルモンを出して血糖を立て直そうとします
食事は、たんぱく質や良い油から先に食べて、血糖の波を小さくしましょう
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一方、青魚に多いオメガ3(DHAやEPA)には、
不安をやわらげたという報告があります 5)
海藻や大豆、ナッツに多いマグネシウムも、
不安を感じやすい方で改善の報告があります 6)
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とはいえ、忙しい毎日の中で全部を変えるのは難しいものです
どこから手をつければいいかは、生活によって違いますね
栄養カウンセリングでは、あなたの働き方に合わせて
無理なく続けられる形を一緒に考えます
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卵は、およそ3か月かけて育ちます
今夜の過ごし方が、3か月後の採卵につながっています(*^^*)
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管理栄養士
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*参考文献*
1) Zanettoullis AT, et al. Effect of stress on each of the stages of the IVF procedure: a systematic review. Int J Mol Sci. 2024;25(2):726.
2) Mínguez-Alarcón L, et al. Occupational factors and markers of ovarian reserve and response among women at a fertility centre. Occup Environ Med. 2017;74(6):426-431.
3) Tamura H, et al. Importance of melatonin in assisted reproductive technology and ovarian aging. Int J Mol Sci. 2020;21(3):1135.
4) Rossi BV, et al. Effect of alcohol consumption on in vitro fertilization. Obstet Gynecol. 2011;117(1):136-142.
5) Bafkar N, et al. Efficacy and safety of omega-3 fatty acids supplementation for anxiety symptoms: a systematic review and dose-response meta-analysis of randomized controlled trials. BMC Psychiatry. 2024;24(1):455.
6) Boyle NB, Lawton C, Dye L. The effects of magnesium supplementation on subjective anxiety and stress: a systematic review. Nutrients. 2017;9(5):429.