旧年中はお陰様で無事に過ごし、新年を迎えることができました
これも皆様のご支援の賜物であり、誠に感謝申し上げます
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この数年を振り返りますと、コロナ禍を契機に、世界は大きな転換点を迎えました
パンデミック後の急速な金融緩和、分断したサプライチェーン、エネルギー危機、
そして欧州・東欧を中心とした地政学的緊張が重なり、
各国が抱えてきた「構造的な疲弊」がいよいよ表面化してきた一年でした
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世界経済は、百年に一度と言われた一九二九年大恐慌をも上回る不安定さを抱え、
トランプ政権のStable Coinシステム導入による
金融・通貨の大変革、BRICS などの台頭も見据えた変化と、
近隣諸国の安全保障のいずれもが過去に経験のない緊張状態を迎えています
国際秩序が再編へ向かう流れは不可避であり、
その渦中に私たちが立っていることを改めて実感させられる年でもありました
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そのような時代だからこそ、社会や世界の大きな潮流に翻弄されるのではなく、
地域医療・家庭・身近な人々とのつながりといった「日常の基盤」を着実に守り、
静かに価値を積み重ねていくことが大切だと感じております
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本年が、皆様にとって健やかで、心の安らぎを見いだせる一年となりますように
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
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令和八年 元旦
院長 出居 貞義