お正月明けの体づくり

2026.01.19栄養

お正月明けの体づくり

本年も、皆さまの「妊娠しやすい体づくり」を
食事からサポートできるよう、情報を発信してまいります
さて、お正月休みが明け、「体重計に乗るのが怖い」「体が重い」
と感じている方も多いのではないでしょうか
不妊治療において、極端な体重の増減はホルモンバランスに影響を与えるため、
気になるところですね

けれど、ここで焦って「絶食」や「極端なカロリー制限」をするのはNGです
妊娠しやすい体づくりを維持しながら、
お正月太りをリセットするコツを、細胞の視点から考えてみます

1. 増えたのは「脂肪」ではなく「水分」?
お正月明けに急に増えた体重の正体、
その多くは「水分」と「グリコーゲン(糖)」ではないかと思われます
お餅やお節料理など、糖質と塩分の多い食事をとると、
体は水分を溜め込みやすくなります
これが脂肪として定着する前に、代謝のスイッチを入れることが重要です

2. 「B群」で糖をエネルギーに変える
大切なのは「食べたものをエネルギー(ATP)に変える力」です
糖質(お餅やお菓子)をエネルギーに変えるには、ビタミンB群が必須です
B群が不足すると、糖はエネルギーにならず、
乳酸などの疲労物質や脂肪に変わってしまいます

おすすめ食材: 豚肉、大豆製品、うなぎ、玄米
これらを意識して摂り、余った糖を
卵子を育てるためのエネルギーに変えてしまいましょう

3. 肝臓をいたわり、ホルモンを整える
年末年始は、アルコールや果糖、食品添加物の摂取が増え、
肝臓がお疲れモードになりがちです
肝臓は、薬剤の代謝だけでなく
妊活に重要な「ホルモンの代謝(不要なホルモンの排泄)」も担っています
肝臓の解毒機能を助けるために、
タンパク質を毎食手のひら1枚分確保し
ブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科の野菜を積極的に摂りましょう

4.焦らず「足し算」の栄養を
「食べ過ぎたから食べない」という引き算ではなく
「代謝するために必要な栄養素を足す」という考え方が妊活中のリセット術です
卵子の質に関わるミトコンドリアを元気に保つためにも
しっかり食べて代謝を回していきましょう

本年も、食事を通して皆様の体づくりをサポートさせていただきます
栄養カウンセリングの予約をお待ちしております

管理栄養士