「生理前になると体がむくむ」というお声をよくいただきます
朝は指輪がすんなり入るのに夕方はきつい、靴がきつい日がある、
脚が重だるい、生理前に体重が増える気がする
そんな経験はありませんか?
この「むくみ」、女性の体の仕組みと深く関係しています
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★「なぜ女性はむくみやすいのか?」
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いちばん大きいのは女性ホルモンの波です
排卵から生理までの時期(黄体期)は、
エストロゲンやプロゲステロンの働きで体が水分をため込みやすいモードになります 1)
これは妊娠に備えて体が準備をしている、ごく自然な反応です
だから生理前にむくみやすいのは、体がちゃんと働いている証拠でもあります
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もうひとつは筋肉量です
女性は男性より筋肉が少なめで、
とくにふくらはぎの筋肉は血液や水分を心臓に戻すポンプの役割をしています
このポンプの力が弱いと、水分が下半身にたまりやすくなります
体格指数であるBMIが高め、座っている時間が長いと、この傾向が出やすいです
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★「ダイエット中や食事のアンバランスはもっとむくみやすい」
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減量中はむくみが出やすい時期でもあります
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理由のひとつが、たんぱく質不足です
たんぱく質が足りないと血液中のアルブミンという成分が減り、
血管の中に水分を保つ力が弱まって、外へにじみ出てむくみになります 2)
極端な食事制限や、パンや麺だけで済ませる食事は、ここが不足しがちです
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塩分のとりすぎや、逆に水分をがまんしすぎるのもむくみの原因になります
水分を控えると、体は足りないと感じてかえってため込もうとします
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★「妊活とむくみの関係」
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もし今、排卵誘発剤や黄体ホルモンの補充などの治療を受けている場合は、
その薬の影響でむくみやお腹の張りが出ることもあります 3)
多くは心配のいらないものですが、急に体重が増える、
おしっこの量が減る、お腹が張って苦しいといったときは、
卵巣が過剰に反応しているサイン(卵巣過剰刺激症候群)のことがあります 3)
この場合はがまんせず、スタッフへ相談してください
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★「今日からできるむくみ対策」
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・たんぱく質をしっかりとる(卵、魚、肉、大豆製品を毎食に)
・カリウムの多い野菜や果物をとる(余分な塩分を出す手助けをします)
・ふくらはぎを動かす(かかとの上げ下げ、少し歩く、湯船につかる)
・体を締めつける下着や服を避ける
・水分はがまんせず、こまめにとる
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★「こんなむくみは病院へ」
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・片脚だけが急に腫れて痛む
・数日で急に体重が増えた
・息苦しさや動悸をともなう
こういうときは、ただのむくみではないことがあります
体のどこが悪くても「むくみ」は出る可能性がありますので、早めに受診してください
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むくみは体からのサインです
ホルモンのリズムを味方につけて、食事を整えながら
無理なく妊活を続けていきましょう
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*参考文献*
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1)White WB, et al. Hormonal and Volume Dysregulation in Women With Premenstrual Syndrome. Hypertension 2006
2)Oedema in kwashiorkor is caused by hypoalbuminaemia PMC, 2015
3)Ovarian Hyperstimulation Syndrome Mayo Clinic PMC, 2011