理事長のブログの続き、
管理栄養士から炎症を抑制するための食事のとり方をお伝えします
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前回の理事長のブログでは、食事が全身の炎症の状態を左右し、
それが不妊症や不育症に関わっているというお話がありました
不育症の方だけに限らず、炎症は妊娠と深く関わります
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不妊と診断されていないシンガポールの女性890人を調べた研究では、
炎症を起こしやすい食事をしている方ほど妊娠しにくく
もっとも多いグループでは妊娠しやすさが34%低くなっていました 1)
「なかなか授からない」と感じたら、それだけで食事の炎症に目を向ける意味があります
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男性も同じです
オランダの研究では、男性が超加工食品を多くとるほど
妊娠しにくくなっていました 2)
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では具体的な食事内容について
まず控えたほうがいいことから始めましょう
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ひとつめは、甘い飲み物です
甘い飲み物を週に7杯以上飲む人は、飲まない人に比べて
妊娠しやすさが女性で0.81倍、男性で0.78倍でした 3)
炭酸飲料だけでなく、スポーツドリンクや加糖の飲み物も含まれます
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ふたつめは、血糖を急に上げる食べ方です
血糖が高い状態が続くと、
体の中では炎症を起こす物質が増えることがわかっています 4)
空腹のまま、パンや麺、お菓子から食べ始めるのは避けたいところです
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みっつめは、超加工食品と質の悪い油です
菓子パン、スナック菓子、カップ麺、揚げ物は
なるべく回数を減らしましょう
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次に、やった方がいいことです
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ひとつめは、たんぱく質や良い油から先に食べることです
それだけで、血糖の波が小さくなります
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ふたつめは、青魚とエキストラバージンオリーブオイルです
血液中のオメガ3が多い女性ほど、
体外受精で出産に至る割合が高かったという報告があります 5)
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みっつめは、発酵食品です
小さな試験ですが、発酵食品を増やす食事を続けた人では、
腸内細菌の種類が増え、炎症の指標が下がりました 6)
みそ、納豆、ぬか漬けなどを毎日少しずつ取り入れてみてください
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炎症は、ふつうの健康診断では見えにくいほど小さなものでも、
長く続けば体に影響します
そして体の炎症は、一回の食事で決まるものではなく、
毎日くり返す食べ方の積み重ねです
特別なものを足すより、毎日の引き算と足し算を少しずつ変えていくことが大切です
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何から変えればよいか迷ったら、栄養カウンセリングで一緒に考えましょう!
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管理栄養士
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*参考文献*
1) Loh J, et al. An empirical dietary inflammatory pattern and fecundability in a multiethnic Asian preconception cohort. J Nutr. 2026;156(2):101283.
2) Lin CHX, et al. Periconceptional ultra-processed food consumption in women and men, fertility, and early embryonic development. Hum Reprod. 2026;41(5):722-732.
3) Hatch EE, et al. Intake of sugar-sweetened beverages and fecundability in a North American preconception cohort. Epidemiology. 2018;29(3):369-378.
4) Esposito K, et al. Inflammatory cytokine concentrations are acutely increased by hyperglycemia in humans: role of oxidative stress. Circulation. 2002;106(16):2067-2072.
5) Chiu YH, et al. Serum omega-3 fatty acids and treatment outcomes among women undergoing assisted reproduction. Hum Reprod. 2018;33(1):156-165.
6) Wastyk HC, et al. Gut-microbiota-targeted diets modulate human immune status. Cell. 2021;184(16):4137-4153.